超人の物語

常識を疑うには練習が必要

「常識を疑え」よく聞くセリフのひとつではありますが、これって結構難しい
常識はいつだって正しいように思えます。

「常識を疑え」って言葉だけでできるようになる人いないし、もしいたとしたら、その人は常識外の人間です。

ならば、どうするか?

練習するしかないんです。こんなの

常識を疑う練習

常識を疑うようになれるにはどうすればいいのか?

手っ取り早いのが読書です。

読書は常識を簡単に覆してくれます。
すこしでも本を読む人は、10年前の常識が、今では全く逆のことを言われているといったような例をいくつも思いつくと思います。

自分以外の視点を取り入れることは、自分の中の常識が絶対ではないことに気づかせてくれます。

読書の他にも、同じテーマでいろんな人の意見を聞くことは常識を疑ういい練習です。
同じ問題でも視点が違うだけで色々な正解がでてくるということがわかれば、

世間一般の常識=みんなと同じ視点でしか考えられない人が作り出した虚構 ということに気づけます。

常識を疑うは大体外れる

よーし、常識を疑うぞ!と身構えてみても
あなたの考えた仮説は間違っていることがほとんどです。

やはり、常識と言われているだけあって、相手の説も強豪です。
自分の考えVS大勢の考え なわけですから自分が間違っているという可能性のほうが圧倒的に高いのは当たり前です

大切なのは、常識に反した仮説の的中率をあげることです。

仮説の30%があたっているなら神です
10%あたっているなら天才です
1%あたっているなら上出来です
0.1%あたっているなら、他の人より頭ひとつ抜けてます

神でも7割外すんですから、私達が99%外したところでなんの不思議もありません

自分の道を信じられることが財産

常識を疑って、その逆張りが成功したら大金持ちルートというのは普通に存在します。
革新的なアイデアというのはいつも、常識外の発想から生まれるものだからです。

しかし、常識を疑うことの本当の利点は、常識が必ずしも正しい訳では無いというマインドをもてることです。

「常識は常に正しい」というマインドをもっている人は、自分が常識外の行動をとったときに異様な不安に襲われます。

常識と外れた行動をとったときに、「自分は間違っている」という認識の中で何かを行おうとしても、どんな行動であっても失敗してしまうでしょう。

常識を疑える人は、「自分は常識外の行動をとっているが、正しいことをやっているかもしれない」という認識でいられます。

自分が正しい行動をしているかどうかを立証する必要はあまりありません
自分の選んだ道は正しい可能性があると信じられるマインド
それは超人の道です