習慣は日数や回数ではありません。
ちまたでは、1週間で4回以上、2ヶ月継続すれば習慣化すると言われていますが、そんなことはありません。
誠実な本や文章であれば、そういう説明の後には必ずこのような文言が書いてあると思います。
「人による」「習慣の種類による」「習慣の難しさによる」などなど
これらの日数神話は、必ず注意書きが必要なものということです。
では、習慣化は何が真理なのか?というと、それは感情です。
習慣化は感情
習慣化に最も大切なものは、回数ではありません。
習慣化に最も大切なものは、感情です
人間は快に向かって、不快を避けるというシステムがあります。
全てがこのシステムに従っているといっても過言ではありません。
自分たちの身の回りで考えてみましょう。
100日以上続けているけど、未だに力がいるもの、習慣化されていないものはありませんか?
1日しかしていないけど、即習慣化されたものはありませんか?
考えてみてください。
即習慣化されているものは、意外に多い
一度しかやっていないのに、即習慣化されたものは多いことに気づくと思います。
例えば、SNSアプリ
tiktokを毎日続けて2ヶ月たったら習慣化した。という人はいますか?
恐らく数日、下手したら数回で習慣化されたのではないでしょうか?
タバコ習慣はどうですか?スマホ習慣は?
食後にデザートを食べる習慣、好きなものを買い物する習慣
数えたらきりがありませんが、たくさんあると思います。
ウーバーイーツの手軽さを体感したら、ウーバーが習慣化したという人も多いと思います。
ウーバーイーツを66日続けたから習慣化したのでしょうか?
これらが即習慣化する理由は、楽しいからです。
その時に行われた行動に、楽しい、嬉しい、気持ちいい、という感情が、その行動に強く乗っかったから習慣化されています。
逆のパターンはどうでしょう?
汎用例的なのは、
嫌々仕事をしている人が、「明日から仕事こなくていいよ」と言われたとします。
けれど、10年以上勤めて、職場に行くのが習慣化しているから、職場にいかないと落ち着かないとなりますか?身体が勝手に職場に向かって動いてしまうとなりますか?勝手に仕事し始めますか?
嫌な感情でしていることは、どれだけ続けていたとしても習慣化されません。
最初の不快よりは、マシに感じる程度です。
回数も補助的に大切
回数が無駄なのか?というと、そうではありません。
・回数が多くなれば、不快が減る。
やっている時に感じる不快が回数を重ねれば不快が鈍化していき、不快を避けるというシステムが作動しにくくなります。
ブラック企業も住めば都になります。
・回数が多くなれば、簡単になる
やる回数が多くなれば、その作業に対するレベルがあがって、その作業をするのが簡単になっていきます。不快度が減ります
・回数が多くなれば、上手になる
やる回数が増えれば、その行動に対する熟練度が増していって、レベルアップを感じます。
自分が成長している感覚、前に進んでいる感覚というのが、人にとっての快楽です。
こういった役割があるので、補助的には使えますし、習慣化において回数はとても重要な指標です。
ですが、本質ではありません。
本質的な「人間は快に向かって、不快を避ける」という人間のシステムを攻略しないと、回数を闇雲にこなすだけでは、習慣化するのは難しいです。
