好きなもの、得意なもので勝負しましょうと言われます。
じゃあ、得意なものとは何なのか?
それは、理解る分野のことです。
理解るとは
理解る分野とは、その分野の違いや変化に気づくことができるということです。
知識があるとか、技術があるといった話ではありません。
専門的な知識がなくても理解ることはあります。
例えば、美術
美術館にいっても、なにがなんだかさっぱり分からないという人もいれば、
この作品がなんかいい。この作品は感じるものがあるという感性を持っている人もします。
美術的なテクニックや絵画の歴史などを知らなくても、この作品は他の作品とは違うと気付けることができるのならば、それは理解る分野です。
例えば、
声優さんの名前をしらなくても、この声のキャラと、この声のキャラは同じ人だねと気付ける人はいます。
気付けない人は、全く気づけないです。
例えば、音楽
一流のグループが演奏した曲と、素人と演奏した曲の違いが分かりますか?
今音外したなとか、テンポずれたなとか
実際の楽譜とか演奏方法とかの知識はなくても、何か違うと気付けることはありますよね
人に苛立つ分野が得意分野
理解る人は理解らない人に苛立ちを覚えます。
自分にとって当然なことというのは、相手にとっても当然なことだと期待してしまうからです。
ゴミを捨てないのが当然と考えている人は、ゴミを捨てている人をみると苛立ちますが
ゴミを捨てないのが当然と考えていない人は、苛立ちません。
自分ではフラットに考えているつもりでも、どうしても、自分というフィルターを通すことになるので、自分の感覚を人に押し付けることになります。
女性が髪を切ったのが分からないのは、相手に興味がないわけではなくて、男性にとって髪が理解らない分野だからです。
髪は女性にとって理解る分野なので、それに気付けない相手に苛立っているというだけです。
逆に男性の趣味に対して、「なんで同じようなものいっぱい集めてるの?」「何が違うのか分からない」と感じることもあると思います。
髪の毛よりも、より繊細な差を好んだりしています。
それは、女性が違いに気付けない鈍い人というわけじゃなくて、理解らない分野だからというだけです。
他の人は意外と気づいてない
自分にとって当たり前の事というのは、話題にだすことはありません。
分かって当然なので、話す意味がないからです。
人は、できないことや、分からないことについての情報を集めるために会話をします。
なので、自分の得意分野には気づきにくいという悲しいことになってしまっています。
分かって当然なんてものは有りません。
おじいちゃんがスマホで写真を撮れなくても優しく教えてあげましょう。
理解らない分野を頑張って理解しようとしているのですから。
