やる気の出し方は様々ありますが、一番強いやる気の出し方は、過去との比較でのやる気の出し方です。
この方法を活用するには、ちゃんとした失敗の記憶が必要になります。
失敗した記憶からのモチベーション
モチベーションは、失敗した過去との比較で湧いてきます。
以前は8時に家をでたが、遅刻したな。
じゃあ、次からは8時より前に家をでないといけないな
こういった思考からやってくるやる気です。
失敗した記憶からのモチベーションが「よーし、今から頑張るぞ!」ってやる気ではないことが分かると思います。
過去の失敗を二度と起こさないように意識する時、身体が勝手に急いでいると思います。
恥や失敗からのほうが多くを学ぶというのは、よく聞く話だと思います。
人間には、失敗を嫌う性質というのが備わっています。
別の言い方をすれば、不快の回避というのに含まれます。
罰の注意事項
この失敗した記憶からのモチベーションを活かすには、2つの方法があります。
1つは、失敗に対して後悔する方法です。
これは自然な方法で、もっとちゃんとやっておけばよかったなと後悔をして、失敗記憶を積み上げていく方法です。
2つ目は、自分で罰を設定する方法です。
しかし、ここで大きな注意事項があります。
それは、ちゃんと罰が罰になっていないといけないということです。
その罰は、罰になっていない可能性があります。
自分にとって嫌なことだったよ、後悔した出来事だよ、と感じていると思いますが、本当にそうでしょうか?
「遅刻をしたら、怒られる」
これは一見、遅刻に対する罰に思えるかもしれません。
怒られるのが嫌だから、次は遅刻しないでおこう。
自然に考えるとこのような思考になるのだと、考えられています。
ですが、実はあなたの脳内では、怒られただけで済んだと考えている可能性が高いです。
これは罰のフリをしているだけで、罰になっていません。
罰とは、あなたが後悔するレベルでないといけないのです。
夏休みの宿題は7月31日から始めて、苦労したけど、なんとかなったというのは
あなたにとっては、ちゃんと夏休みの宿題をやっておけばよかった、という失敗談ではなく、7月31日から始めたけど、その結果どうにかなった、という成功体験として記憶されてしまっています。
こういう成功体験が積み上がった結果
ギリギリまで何もしなくてもなんとかなるという物語が、無意識に刷り込まれてしまっているのです。
もしこれで、夏休みの宿題の提出が遅れたことで1年間留年したとしましょう。
今度はどうですか?
恐らく次の年は死ぬ気で夏休みの宿題を終わらせると思います。
特別な日に遅刻をしたら、降格処分を受けた。
こういう失敗記憶があれば、次に同じ日がきたときは、全力で遅刻をしないと思います。
3時間前には、現地に行っているかもしれません。
トラウマになるくらいの失敗を一つ思い出してみてください。
次に同じ状況に出くわした時、以前と同じ行動を取るでしょうか?
おそらく、やる気が出ないとか、体調が悪いとか考える前に、全力でその状況を回避しに動くのではないでしょうか?
これが、失敗した記憶からのモチベーションです。
まとめると、しっかりと失敗を失敗と思うことが大切ということです。
失敗を失敗と認識していないと、それは逆に成功体験なって、次の行動を更にできないようにしていきます。
罰の設定はどっちに転がっても嬉しい
罰は基本的には、罰を避けるために動くという行動を期待してのものです。
その効果を第一に期待していいでしょう。
しかし、失敗してもいいのです。
その罰を本当に辛いものだと認識していれば、失敗記憶になり次に繋がります。
つまり、どっちに転んでも嬉しいわけです。
